Linux Mint 15 Olivia をインストールした話
5月29日に,Linux Mintの最新安定版Linux Mint 15 – Oliviaがリリースされました.
何でも今回は最も野心的なリリースらしいとのこと.
関連記事:http://blog.linuxmint-jp.net/?p=193
かなり気になったので,この機会にずっと放置し続けてきたLinux Mint 12 Lisaから,Oliviaへとアップグレードしました.
以下はそのまとめです.
Linux Mint 12 からのアップグレード
Linux Mintはリフレッシュアップグレードなるものを推奨しており,アップグレード方法が他のものとはかなり異なる.簡単にまとめると,「現状の状態をバックアップにて保存 → 最新Ver.を新規にインストール → 状態を復元」という流れで進めて行く.
この手順を大変丁寧にまとめてくださったサイト様があるので,ここではそこへのリンクをはるだけに留めておく.
リンク:Linux Mintのアップグレード方法
インストール用ISOイメージの準備
Linux Mint 15のISOイメージは,以下のLinux Mint Japanブログから入手できる.
サイト:http://blog.linuxmint-jp.net/?p=193
Linux Mint 15には,CinnamonとMATEという2種類のVer.がある.
それぞれについては以下のサイトを参照.今回はMATE-32bitを導入する.
リンク:Linux Mint 13をインストール(MATEとCinnamonの違い)
ISOイメージをDVDに焼いて,インストールディスクとした.
※USB bootに関して知りたい方は下方参照.
Linux Mint 15 のインストール & 状態の復元
BIOSの設定をDVD bootに設定し,インストールする.
インストールしたら,早速前Ver.の状態の復元を試みる.
復元手順は上記のアップグレード方法の通りでいけたので省略する.
使ってみての所感
とにかく見た目が全体的にカッコ良くて,フォントもきれい.
研究室で使うマシンに入れたが,NISもNFSもキチンと動作した.
個人的には大変満足でした!
Cinnamon Ver.をインストールした方の紹介記事もぜひ参考に.
サイト:http://mumeiyamibito.blogspot.jp/2013/05/linux-mint-15-olivia.html
———— 以下ボツの作業 ————–
当初USB bootを目指して頑張っていたが,PCとの相性もあってうまくいかなかった.
折角なので作業記録だけ残しておく.
UNetbootinを利用して,USBにisoイメージを書き込む.
UNetbootin: http://unetbootin.sourceforge.net/
ダウンロードしたら実行できるようにPermissionを変更しておくこと(実行には要root権限).
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このツールを利用するためにはUSBをFAT32でフォーマットしておく必要がある(他のフォーマットでは利用できなかった).そこで,以下にその手順をまとめる.
まず以下の通り領域を確保する.
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実際にフォーマットする.
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これでFAT32でフォーマットされたデバイスが用意できた.
mountをする際には次のコマンドを参考に.
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手順は以下のサイト様を参考にさせて頂いた.
後はUnetbootinのアイコンをクリックして手順通りにやっていけばわかると思うので説明は割愛する.
リンク:LinuxにおけるFAT32フォーマットの方法